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Overview

デュアルラインシステムによる集中潤滑をより確実なものにするためには、集中潤滑装置自体の正常稼働を監視・管理する必要があります。分配弁の指示棒の位置をセンサーで検知し無線信号で送受信し、PLCやPC上で状態を遠隔監視することで、給脂不良によるトラブルを未然に回避出来ます。異常の兆候を察知して、軸受等の突然の破損を回避出来れば、初動が後手にならず被害拡大を防止できます。無線を使用をできない場合は、有線タイプもあります。

System Configuration

無線タイプ:センサー付分配弁、送信機、受信機、管理モニター(PC)
有線タイプ:リミットスイッチ付分配弁、管理モニター

無線分配弁
無線分配弁
有線分配弁
有線分配弁

Specifications

1,920MHz帯域(無線タイプ)

通信周波数は920MHz帯特定小電力の電波法認証取得済みで面鏡資格は不要です。
見通し通信距離は約500mで中継機を使用すればさらに遠隔でも監視が可能です。

2,高性能(無線タイプ)

使用温度範囲は‐10℃~70℃までです。防塵防水せいのうはIP54相当ですので屋外仕様も可能です。
受信機1台で最大64個の分配弁まで接続可能です。

3,見やすい監視画面(無線タイプ)

監視画面はオリジナルでシンプルで見やすく、異常個所の判定も分かりやすく表示します。
作動履歴を表示するログ表示や分配弁の名称変更、個数の増減についても自由に設定可能です。

4,Wired monitoring system

電池作動タイプの集中モニタリングボックスで分配弁の作動回数をチェックし不具合箇所を特定することができます。